まめちしき

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まめちしきvol.17「七宝とガラスって何が違うの?」

七宝とガラスの違いは、金属の板だった! 「七宝焼き」って聞いたことがありますか?美味しそうに聞こえますが、食べることはできません・・・。 七宝は金属板にガラス質の釉薬を付けて焼成したものや、その技術です。その起源ははっきりしないのですが、紀...
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まめちしきvol.16「展覧会の準備はどれだけ大変なの?」

細迫諭の作品展より 展覧会の舞台裏は涙ぐましい努力の連続だった! 展覧会が開かれるまでに画家はどのような準備をするのでしょうか? 自分で会場を申し込んだり、または画商や百貨店から展覧会開催のオファーが来たりして会期が決定すると――画家はまず...
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まめちしきvol.15「絵のマチエールってなんですか?」

齋藤悠紀の作る『多層ガラス絵』 マチエールはマテリアルだった! 感染症が蔓延してからのここ2年超、展覧会をオンラインで開催したり、ZOOMで作品を販売したりすることも多かったのですが、先日3年ぶりに見たかった作品展をご覧になったというお客様...
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まめちしきvol.12「絵画のサイズ❝号❞ってなんですか?」

斎藤理絵「花吹雪」日本画 F50号 号数は美術界における標準サイズの基準です 「あの先生は、1号ウン万円らしい」そんな会話を聞いたことはございませんか?そこで出てくる『号』ってなんでしょう。気になりますよね。 号数は、現在、美術業界で採用さ...
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まめちしきvol.11「会社で絵画を買いました。減価償却できますか?」

毛利元郎 「冬の日差し」 油彩 170x250mm(2号相当) 絵画の購入費は、条件によって減価償却できます 「会社の応接室に絵を飾りたいけれど、それって経費になるのかしら…?」  法人(会社)のお金で絵画を購入したときに、それが経費計上で...
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まめちしきvol 9 地図の役割もあった?!アボリジナルアート

アボリジナルアートの例 ←はハトの足跡、同心円は水場と推測する 文字をもたない民アボリジニの生きるために必然のアート  オーストラリアの中央砂漠には、5万年前と変わらぬ暮らしをしている人たちがいます。 かつてオーストラリア大陸全土で生活して...
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まめちしきvol 8 アボリジナルアートは、世界中のコレクターから注目されるアウトサイダーアート

キャロライン・ケン アボリジナルアート(アクリル・キャンバス) 600x900mm アボリジナルアートはアウトサイダーアートだった!  アウトサイダー・アートとは「正規の美術教育を受けていない人のアート」のことを言います。  アウトサイダー...
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まめちしきvol 7 ゲンかつぎの『トンボ』

トンボは"勝ち虫" 前にしか進まない不退転の虫 先日、『蜘蛛の巣』は縁起が良いですよというお話をしました。今日は『トンボ』のお話です。実はトンボも縁起が良いんですよ。 トンボは前に進み決して退かないことから"勝ち虫"と呼ばれます。戦国時代に...
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まめちしきvol 5「意外な縁起物!コウモリ」

コウモリの紋様は縁起物 コウモリは『縁起物』らしいです 「おまえはっ、どっちの味方なんだっ!?」動物たちには「あなたたちの仲間ですよ」と言い、鳥たちには「もちろん、あっしは皆さまの仲間ですよ、だってほら飛べますし」と言っていたコウモリちゃん...
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まめちしきvol.4「パステル絵の具って何ですか?」

パステル画家・若菜由三香さんによる作品制作の様子 パステル絵の具は、顔料の『粉』を固めたもの パステルカラーといえば、淡く柔らかい色合いを連想しますね。パステルという言葉は日本語として浸透していますが、意外とパステル絵具はどんなものか知られ...
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まめちしきvol.3「金箔を接着する時、何を使っているの?」

金箔の接着剤『サイズ』 専門用語ってときどき不思議ですよね。英文だともっと???と感じることがあります。 例えばノートって聞いたらなんだと思いますか?なんと英文会計の世界では、ノートは手形なんです。支払額や期日を帳面に付けてるからノート=手...
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まめちしきvol.2「善良な画商さんもいます…」

『真珠の耳飾りの少女』 ヨハネス・フェルメール 1665年頃 あの有名画家フェルメールは画商でもあった! 画商とは… サスペンスドラマで画商が出てくると、 必ず早々に殺されてしまう人です。 たまにエンディングの方まで 生き残っていることがあ...
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