うえはら一丁目

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印象派の画家モネの人生と、有名な作品「睡蓮」シリーズを解説

印象派の画家クロード・モネの人生 『陽を浴びるポプラ並木』1891年、クロード・モネ  クロード・モネは1840年11月14日、フランスのパリで生まれました。幼少期をノルマンディー海岸のル・アーヴルで過ごし芸術と自然への愛を育みました。若い...
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国宝「秋萩帖」の展開―多くの書家に愛された草仮名の名品/イチノセイモコのアートコラム06

秋萩帖第1紙 国宝「秋萩帖(あきはぎじょう)」とは 「秋萩帖」の内容 「秋萩帖」(東京国立博物館蔵)は平安時代に流行した、やわらかく優美な書風による、草仮名の遺墨です。巻頭の和歌の書出し「安幾破起乃(あきはぎの)」にちなみ、この呼び名で親し...
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水墨山水図から聞こえる音―「余白」はムダじゃない!ドラッカーも愛した水墨画の世界/イチノセイモコのアートコラム05

「四季花鳥図」(右隻)相阿弥、16世紀初期 メトロポリタン美術館蔵 日々、時間の余裕をもてない現代に生きる皆々さま、お元気ですか? この辺りでちょっと水墨画でもながめて、いっしょに一息つきましょうよ。 「水墨画って古くさいし、色もないのに見...
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絵画の英才教育は何歳から?橋本雅邦・河鍋暁斎が学んだ狩野派の絵画学習とは/イチノセイモコのアートコラム04

惺々狂斎画帖 河鍋暁斎 (画鬼・暁斎より) 今回は「子どもに絵画を学ばせたいけど、何歳から始めればよいの?」とお悩みになっている親御さんに、判断のための材料をご提供します(あくまでも個人の裁量にお任せいたします)。 その材料の1つとして、ま...
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ガウディが発見した破砕タイル(トレンカディス)と、その機能/イチノセイモコのアートコラム03

ガウディ建築の外観には、数多くのタイルが並べられており、特徴の一つとなっています。このタイルの技法は、ガウディが設計したグエル公園やカサ・バトリョに用いられており、太陽光を反射するカラフルなタイルが外壁を明るく彩っています。不規則な形のタイ...
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グエル公園―ガウディとグエル伯爵が夢みた田園都市/イチノセイモコのアートコラム02

分譲住宅地として構想されたグエル公園 「ガウディ世界遺産」としてユネスコ世界遺産に登録されている、アントニ・ガウディ(1852~1926)の建築群は、スペイン・カタルーニャ州の州都バルセロナにあります。グエル公園をはじめ、サグラダ・ファミリ...
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中庭のある暮らし―日本家屋と芸術/イチノセイモコのアートコラム01

日本家屋の中庭 ウィズコロナ時代、にわかに注目「坪庭」 中庭のある暮らしって素敵だし、憧れですよね。 伝統的な日本家屋には、中庭が設えられる場合がありました。うなぎの寝床と例えられる奥行きが長い京町家は、中庭(坪庭)を保つことで家中の風通り...
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【きゅうパン】旧展覧会パンフレットお届けサービス

百貨店のギャラリーでは、毎週展覧会が開かれています。 しかし幾らアート好きの方でも毎週好きな展覧会に行くことは難しいかと思います。多忙や天候で行けないこともあるからです。 それが続くと徐々に足も遠のいてしまい、刺激のあるアートと出会う機会自...
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三沢厚彦「ANIMALS」を見に千葉市美術館へ

三沢厚彦「ANIMALS」を見に千葉市美術館へ 以前から好きでしたが、今回まとまった作品と接して感じたのは、「やっぱり好き!」ということ。 現実には、色々な問題があり悩みがあり、人生を憂う毎日ではあるものの、三沢厚彦の木彫作品の前ではニヤリ...
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画家ゴーギャンの有名な作品「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」の解説、ゴーギャンの略歴

『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』は、フランス人画家ポール・ゴーギャンによる作品であり、美術界で数々の解釈、議論、論争を生んできた傑作です。この象徴的な作品を知るために歴史的背景、画家のコンセプト、批評家たちの反...
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装飾古墳のロマン1│福岡の装飾古墳『竹原古墳』を訪れる

2年前の秋、感染者が減った瞬間を見計らって、福岡の作家さんに会いに行きました。 写真:宮若市の竹原古墳紹介ページから 作家さんと会う約束をした日の前日、かねてより見たいと思っていた竹原古墳(福岡県宮若市)を見るために、博多からレンタカーを走...
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天井画あれこれ│京都の正寿院、船橋の御瀧不動尊金蔵寺

先日、浅草寺の天井画が一部剥がれてしまったというニュースを見ました。川端龍子が描き昭和33年に奉納されたものということで、今年の秋には修復を予定されていたそうです。それも間に合わずに劣化してしまったのですね。 天井画と言えば、今から6年ほど...
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